これってDV?アダルトチルドレンが受けやすいDV被害

お互い好き結婚したはずなのに,
大切な家族なはずなのに

DV(ドメスティックバイオレンス)という
悲しい行為に発展してしまう関係性が多く見られます。

DVには主に
身体的な暴力(殴る、蹴る、叩く)
言葉の暴力(お前はダメだ、人前でバカにする)
精神的な暴力(話しかけても無視する、制限を儲ける束縛)などがあります。

そしてアダルトチルドレンの方の中には、自分が受けていることが「DV」だということに気づいていないケースもあります。

気づけていないというより
「仕方がない」と思ってしまう。

「自分にも悪いところがあったから」とおさめてしまう。

DVの怖いところは、日常的になっていることで、感覚が麻痺していき、まるで大したことではない当たり前の日常の1コマのように思えてきてしまうことです。

そのため、そういった行為に対して

自分が我慢」したり

相手に合わせて上手く対処」していこうとするのですが、一向に改善していく気配がない。

時にエスカレートしていくことさえあります。

なぜこういったことがアダルトチルドレンの方に起こりやすいのでしょうか?

それは、子供の頃から周囲に合わせて自分の希望よりも相手を優先させながら、なんとかしてきたから。

自分の希望が通らない

どうせ言っても無駄

自分は何かと我慢する役回り

幼い頃からのそのような体験が積み重なっていったことで、いつしか相手に自分の思いを伝えるよりも、合わせてしまう方がラクになっていきます。

「言ったところで聞いてもらえない」という体験で知らぬ間に心は傷つき引っ込めてしまう癖がついている。もしくは、自分の中で希望として認識しないというところまで無意識で抑え込んでしまっていることもあります。

こういった長年の経験から、何か対人関係で上手くいかない時に

「自分にも悪いところがあったかもしれない」

「自分にも直せる部分があるかもしれない」

と聞き分けよく捉えてしまった方が自分の身を守る上で都合がよく、合わせていくことで改善を図ることが身についています。

とはいえ、これを繰り返していく中で「相手がいつか分かってくれて、変わってくれるんじゃないか」という期待をどこかで持っている。

もしくは「相手を変えてあげられるのは私だけだと思う」といった使命感のような気持ちが湧いてくることさえありませんか?

自分の非も認め、相手に寛容な心を持ち、自分を相手に合わせて変化させていく。

一見とてもいいことのようですが、これでは相手が変わったり、理想の状態を築いていくことが難しくなってまう、気をつけたいポイントが隠れています。

それは何より「大切な自分」がおざなりになっているからです。

この一筋縄では上手くいかない相手に「自分」を出していくなんてとてもムリ!
「関係性がより悪化してしまうのでは?」と思うかもしれません。

しかし、そう思ってしまう「前提」にこそ、この関係性がうまくいかなくなってしまう大きな要因があるのです。

つまり、その前提を紐解き、まずは「自分を大切にしていくこと」は相手との関係性をよくしていく上で絶対条件となります。

アダルトチルドレンの方は

相手に合わせることが相手を大切にすることであり、相手と上手くやっていく事が自分を大切にしていること、自分の幸せに繋がっているという思いでいる方が多いと思います。

でもそれだけでは、大切な根本の土台である「自分を大切にすること」が抜け落ちてしまっている事が往々にしてあるのです。

ワタシカラ幸せが始まるカウンセリングでは、アダルトチルドレンとして生きてきたからこそ、誤解して捉えやすい「ご自身を大切にする」ということを正しく捉え直し、身につけていただくことで、相手との真の温かい関係性を築いていくためのカウンセリングを行っています。

ぜひご活用くださいませ。